
Googleアナリティクスやサーチコンソールを設定したけれど、そういえばそれ以来、画面開いてないし、忘れてたかも…
という方がけっこういらっしゃいます。
せっかくGoogleアナリティクスを設定したのに、収集したデータを見ていないのも、それを見てホームページを改善しないのももったいない…!
でも、Googleアナリティクスの画面っていろんな機能があって、どこを見ればいいのかわかりにくいですよね。
今回は、時間がなくてもOK!細かいデータが苦手でもOK!なGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス画面)のチェック方法をご案内いたします。
Googleアナリティクスとサーチコンソールの設定方法はこちらをご覧ください!
アクセスしてくれてるユーザー層は期待している人たち?
Googleアナリティクスにログインしたら、左側のアイコンメニューの中の『ユーザー』をクリックします。

年齢と性別は想定したとおりの方がアクセスしている?
さらにメニューが開きますので、その中から『ユーザー属性』を開き、『概要』をクリックしてください。

すると、左側に年齢、右側に性別のグラフが表示されます。これがあなたのホームページを訪問している方の分布図です。

このように、どの年齢層の方なのか、男性と女性の割合はどれくらいなのかがわかります。
対面でサービス提供している・地域性のあるサービスを提供している場合
同じく『ユーザー』の中の『地域』の中からさらに『地域』をクリックします。

すると、世界地図と地域別アクセスの表が表示されます。


活動拠点が決まっていて対面でサービスを提供していたり、オンラインでも地域性のあるサービスを提供している場合、どの地域からアクセスされているかが重要ですね。
あなたのデータはどうでしたか?
ここでは「想定している顧客像(ペルソナ)」の方々が訪問しているかどうかという視点でチェックしてください。
ただ、このデータは年齢や性別等の情報が取得できる場合に限り取得しているので、しばらくデータがない状態が続く場合もありますし、データが表示されても全体の訪問者の3割程度だったりもします。
ですが、傾向は捉えられるので、ぜひ、定期的にチェックしましょう。
どのようなルートでホームページにアクセスしてくれてる?
次に左側アイコンメニューの『集客』に移動します。
どこからホームページに来ている?

『集客』の中の『概要』をクリックしてください。

すると、どのようにホームページを訪問してきたのかがわかります。
代表的な集客チャネルは、下記のとおりです。
Organic Search:Googleなどの検索サイトからの訪問
Direct:ブックマークやURLの直接入力、アプリなどからの訪問
Referral:他のウェブサイトからの訪問
Social:TwitterやFacebook、InstagramなどSNSからの訪問
Email:メールマガジンなどeメールからの訪問
上図だとOrganicSearchが飛び抜けていますが、バランスよくさまざまな集客チャネルを持っているほうがいいですね。
どのページを最初に見ている?
『集客』の中の『SearchConsole』内の『ランディングページ』をクリックしてください。

すると、クリック数の折れ線グラフの下にランディングページ(最初に訪問したページ)の表が表示されます。

集客の枠内の“表示回数”や“クリック数”などで並び替えができます。
表示回数が多く、クリック数も多い記事は、集客できるあなたの代表記事です。もし、それだけのアクセスがあるにもかかわらず、やっていない施策(内部リンクやCTA設置など)がありました、ぜひ実施しましょう。
また、表示回数が多いのにクリック数が少ない記事は、タイトルやディスクリプションの魅力がいまひとつかもしれません。せっかく表示回数が多いので、クリックしてもらえるように見直してみましょう。
どんな検索キーワードで訪問されてる?
次に『集客』の中の『SearchConsole』内の『検索クエリ』をクリックしてください。

すると、クリック数の折れ線グラフの下に検索クエリ(検索キーワード)の表が表示されます。

ここから、どのような検索キーワードで訪問されているかがわかります。
「このような検索キーワードで訪問してほしい」という意図とあっていますでしょうか?
ホームページを訪問してから離脱するまでの行動は?
最後に、左側アイコンメニューの『行動』をチェックしましょう。

『行動』の中の『行動フロー』をクリックしてください。

このように、ランディングページから、どのようにホームページ内を移動しているかがわかります。
それぞれのページの欄にカーソルを持っていくと、次のページに移ったのが何件、そこで離脱したのが何件と表示されます。
理想は、何ページかホームページ内の記事を見てくれて、そして設置したCTA(Call To Action)であるメルマガの登録や公式LINEアカウントへの登録へと行動を移してほしいです。(もちろん、いきなりサービスのお申し込みでも!)
あまり回遊されずに離脱されていることが多ければ、記事そのものの内容や関連記事や内部リンクなどの施策の見直しが必要ですし、回遊されているけれどもメルマガ登録などにつながらなければ、CTAの設置場所の見直しなどができます。
メルマガ登録用ランディングページやサービスページまで見に来てくれているのに、そこで離脱されているのであれば、そのページの構成を見直してみるのもいいでしょう。

15〜30分ほどの時間でサクッとこのようなポイントをチェックするだけで、改善部分が見えてきます。
ぜひ、Googleアナリティクスを活用してくださいね!