ワードプレスでウェブサイトを作っていくには、レンタルサーバーにデータベースとワードプレスが必要です。
今回は、さくらレンタルサーバーにデータベース(DB)とワードプレスをインストールする方法をご案内します。
さくらレンタルサーバーのコントロールパネルにログインする
さくらレンタルサーバーの『サーバコントロールパネル』にアクセスし、ドメイン名とパスワードを入力し、ログインボタンを押します。
例えば ”◯◯◯◯.sakura.ne.jp” こんな感じです。◯の部分は最初に登録したときに自分で設定した言葉です。
データベース作成画面を開く
サーバコントロールパネルにログインしたら、左側のメニューより[Webサイト/データ]の中の[データベース]をクリックします。
データベースを新規作成する
データベース画面が開いたら、[新規追加]ボタンを押します。
データベース名を入力し、[同意する]にチェックを入れて[作成する]ボタンを押します。
これでデータベースは作成されました。
次にワードプレスをインストールします。
また、このデータベースバージョンで一番最初にデータベースを作成する際は、パスワードの入力も求められます。
パスワードは後ほど必要になるので、決めたパスワードを覚えておいてください。
ワードプレスインストール画面を開く
左側のメニューから、[Webサイト/データ]を選択し、[クイックインストール]をクリックします。
ワードプレスをインストールする
WordPressの横の[新規追加]ボタンをクリックします。
[WordPressのインストール]画面が表示されるので、必要箇所を入力したり、選択したりして進みます。
- [インストールURL]は、インストールする対象のドメインを選択します。
(ここでは、原稿サイトをそのまま運用しながら、テーマを変えてリニューアルするために、ワードプレスを別ディレクトリにインストールしています) - [利用データベース]は、先ほど作成したデータベースを選択します。
- [データベース接続パスワード]は、データベース新規作成時に設定したパスワードを入力します。(データベースのパスワードを忘れてしまった方は確認方法を参照してください)
- [テーブルの接頭語]は特に変更せず、そのままでOKです。
- [サイトのタイトル]は、ウェブサイトのタイトルを決めて入力してください。
- [WordPressユーザー名]は、ワードプレスにログインするときに使用するIDです。ご自身で決めて入力します。(半角英数字、スペース、下線、ハイフン、ピリオド、アットマーク (@) のみ)
- [WordPressパスワード]は、ワードプレスにログインするときに使用するパスワードです。入力したパスワードは覚えておいてください。(大文字と小文字を含めた英字/数字/記号を組合わせた12文字以上32文字以内。半角英数字とハイフン、ピリオド、アットマーク (@) などの記号が使用可能)
- [メールアドレス]は、ご自身が使用しているメールアドレスを入力してください。
- [検索エンジンでの表示]は、サイトが人に見られても大丈夫なくらい整うまで、『検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする』にしておくことをお勧めします。なので、ここではチェックを入れます。
『ライセンス・利用規約に同意する』にチェックを入れて、[作成する]ボタンを押します。
すると、『インストール済みパッケージ』画面に変わるので、設定した通りにインストールされていることを確認します。
ワードプレスにログインする
インストールしたワードプレスの『管理画面URL』行のURLをクリックして、ワードプレスログイン画面を表示させます。
先ほど設定したユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードを入力し、[ログイン]ボタンを押します。
ワードプレスのダッシュボードが表示されたら、新規ウェブサイト用データベースとワードプレスのインストールは完成です。
テーマやプラグインをインストールして、ウェブサイト構築へ進んでください。
データベースパスワードを忘れてしまった場合
データベースを新規作成する際に、パスワードを要求されなかった場合、以前、すでにパスワードを設定したことがあるということです。
そのパスワードを忘れてしまった場合は、以下の手順でパスワードをご確認ください。
さくらレンタルサーバーの[Webサイト/データ]を選択し、[ファイルマネージャー]をクリックします。
同じバージョンのデータベースを使っているワードプレスのディレクトリを選択します。
すると、右側にファイル一覧が表示されるので、『wp-config.php』を選択し、右クリックして[編集]を選択します。
ファイルの情報が表示されます。
その中の『MySQL データベースのパスワード』内に書かれているパスワードがデータベースパスワードです。