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WordやExcelなど、求人応募時に求められるパソコンのスキルってどれくらい?

WordやExcelなど、求人応募時に求められるパソコンのスキルってどれくらい?

就職活動中、求人情報見ているときに悩ましいのが、求められている『PCスキル』のレベルがどれくらいか…ということではないでしょうか。

『パソコンが使える方』と書いてあったときに、

何ができたら“使える”レベルなんだろう?私はどうなんだろう?

と思いませんか?

最終的には『その会社の業務内容による』のですが、実際の求人票を見ながら求められているレベルのヒントを探してみましょう!

同じ『一般事務』でも求められるレベルはこんなに違う

ハローワークの求人情報で、『一般事務』と検索してみたところ、同じ一般事務でも必要な経験等として書かれているパソコンのスキル・レベルはさまざまでした。

企業も作成する資料などの具体例が書けたらいいのでしょうが、そういうわけにもいかないので、ふわっとした表現になってしまっていると思います。

いくつかの例を参考にして、求められているスキルとレベルについて考えてみます。

パソコンスキル・レベル中級以上を求めているパターン

下記のような求人情報のパターンは、パソコン業務が中心で、パソコンができる人を求めていると考えられる書き方です。

その理由としては、以下のとおりです。

  • 仕事の内容欄に『Excel、Word、PowerPointなど』とエクセル・ワード以外のソフト名もある
  • 必要な経験等欄に『中級』と書いてある
  • 必要な経験が中級であるうえに、仕事の内容として『各種データ集計』があるので、エクセルの関数がある程度できる人を求めていると考えられる。
  • 必要な経験等欄に『Windows、Mac』両方の名前が出ている
  • 必要な免許・資格欄に”尚可”とはいえ、PC関係の資格が良しとされている

必要なスキルとして、エクセル・ワード以外にパワーポイントも求められていて、経験(レベル)として中級と書かれていて、仕事の内容に『プロジェクト・資料作成・スケジュール管理・データ集計』とあることから、総務・庶務的な業務ではなく、営業事務的な業務の可能性が高いのではないかと考えられます。(募集は一般事務ですが)

エクセル・ワード・パワーポイントの中級レベルとは?

エクセルでは、SUMやAVERAGEなどの基本的な関数に加え、IFやVLOOKUPなど設定が必要な関数の知識・経験が求められていることが多いです。さらに、それらをグラフ化して、パワーポイント等の資料に掲載することも求められるでしょう。ピボットテーブルを作成し、データ集計等ができるとアピールポイントになると思います。

 

ワードは、文章作成や体裁を整える(インデントの調整や段組みなど)スキルに加え、目次作成や差し込み印刷などが求められることが多いです。

 

パワーポイントは、スライドのデザイン(画像挿入やテンプレートの適用など)に加え、エクセルで作成した表やグラフの挿入、アニメーションの設定などが一から自分で作成できるスキルが求められるでしょう。

『パソコンを使用して事務作業の業務に携わったことがある』くらいのパターン

下記のような求人情報のパターンは、パソコンは使うけれども高いスキルや経験が求められているわけではなく、事務作業でパソコンを使っていたことがある程度が求められていると考えられる書き方です。

その理由としては、以下のとおりです。

  • 『パソコンを使った事務作業』にある見積・請求業務、勤怠管理、案件管理は、だいたいすでにフォーマットがあることが多く、一から作ることは少ないと考えられるため、応用力はなくても問題ないと思われる。
  • ただ、『各種営業データ集計』とあるため、求められているのは入力ができるだけの初心者ではないと考えられる。(過去に業務で使用していたという実績は必要そう)
  • パソコンを使った事務作業以外の業務が多く、社外との連絡・外出もあることから、運転ができて、接客対応ができれば、パソコンスキルが高くなくても有用性が高いと考えてもらえそう。(運転と気配りができそうと感じてもらえれば、パソコンスキルは努力の意思を見せればチャンスありと思われる)

業務内容が見積・請求作業などもあり、取引先への外出などもあることから、総務等ではなく営業部署の一般事務と思われます。ただ、上の求人はパソコン作業がメインと思われる内容でしたが、こちらの場合、庶務的な業務が多く求められているため、パソコンスキルより気配りや社交性、そして運転のほうが重要ポイントになるでしょう。(前者より後者ができる人の方が見つけづらいため)

なので、パソコンスキルは高くなくても、努力する意思を見せれば採用のチャンスがありそうです。

エクセル・ワード・パワーポイントの基本レベルとは?

エクセルでは、表の作成ができ、色や罫線などの書式設定や表のグラフ化・画像の挿入などによる見やすい表の作成力が求められることが多いです。また、データ集計の基本としては、SUMやAVERAGEなどの基本的な関数が使え、IFなどの少し応用力のある関数が使えると、よりアピールポイントとなるでしょう。

 

ワードは、文字入力がテンポよくスムーズに行え(ブラインドタッチが理想)、文章作成や体裁を整えたり(インデントの調整など)、表・画像の挿入のスキルが求められることが多いです。ワードのスキルではありませんが、お客様への送付文書が作成できるなどのビジネススキルも同時に求められることが多いです。

 

パワーポイントは、スライドのデザイン(画像挿入やテンプレートの適用など)に加え、エクセルで作成した表やグラフの挿入、アニメーションの設定などを修正できる程度の能力が求められるでしょう。

 

ただ、上記の募集の場合、必要な経験等にパワーポイントが先頭で書かれていますが、仕事の内容的にはパワーポイントスキルがあまりなく、これから努力するという姿勢でも採用につながる可能性は高いと思います。

パソコンスキルは基本しかできなくても大丈夫そうなパターン

下記のような求人情報のパターンは、パソコンは基本操作ができる程度でも応募できる書き方です。

その理由としては、以下のとおりです。

  • 『仕事の内容』に書かれているパソコン作業がデータ入力のみである。
  • 主な業務は『窓口・電話対応』であり、パソコンを使った作業は限定的な定型作業が考えられる。

『必要な経験等』に『PC操作(Word・Excelなど)』とあり、『仕事の内容』に『申請書類確認』とあるため、申請書類に記載されたデータの入力(エクセル作業)や申請に対する承認等の返答文書の作成などはありそうですが、決まった操作に限られると思われます。

なので、基本的なパソコン操作ができれば、それよりも接客対応がきちんとできることのほうが優先されると思われます。応募時の電話対応や受け答え、印象の良い対応のほうが必要となるでしょう。

求人応募時までにできる対策もある!

このように同じ一般事務でも、求められているPCスキルのレベルは大きく違いますね。

一番最初の求人のように、ある程度パソコンを使いこなす事務の場合、パソコン操作に自信がある方ががいいです。ですが、それ以外の募集の場合、パソコンのスキルよりも人柄やコミュニケーション力が重視される募集は非常に多いですし、PCのレベルに自信がなくても、ぜひチャレンジしてみましょう!

まり子
まり子

求められるパソコンスキルに達しているか不安な場合、面接時に具体的なパソコン作業内容を聞いて、それができるように入社までに努力することを伝えるのもいいですね。

でも、PC操作に不安がある方には、こんなプログラムがあります。

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